本紹介!『7つの習慣』作:スティーブン・R・コビー

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はじめに

どうも皆さん、こんにちは。

衣替えが面倒くさい右京です。

最近、涼しい時間が増えてきましたよね。

昼はまだまだ暑いんですが、夜中とかなら少し肌寒いなぁと感じます。

冬→春の時期もそうですが、今の夏→秋も、涼しいんだか暑いんだかよく分からない時期です。

気温差で風邪も引きますし、着替えも実に面倒ですよね…

あと寝ている時!寒いときの睡眠ってすごく気持ちいいんですよ!

皆さんも冬の寒い時期に『あかん、毛布から全く出られない…』なーんてことがあると思います。

寒がりの僕はなおさら。今の時期からすでに起きるのが大変です。

しかし、そろそろ大学も始まります。いつまでも二度寝・三度寝をむさぼるわけにもいきません。

そこで今回紹介するのがこちら!『7つの習慣』です!

この本はいわゆる「自己啓発書」というジャンルなんですけど、その中でも特に人気な一冊なんです!

日本では200万部、世界ではなんと3,000万部も売れたんですよ!

サブタイトルは「成功には原則があった!」

なんとも興味を惹かれますよね。本当にそんなものあるんでしょうか?

今回は『7つの習慣』を皆さんに紹介し、その成功の原則を突き止めたいと思います!

これ、実は結構長い本なので、一つの記事にできません。

なので今回は、概要と第一部のみを紹介させてください。

後日『徹底解説!7つの習慣』と題して、前編・後編に分けて投稿します!

それでは、是非お楽しみください。

『7つの習慣』って何?

『7つの習慣』は1996年、アメリカの経営コンサルタントを営むスティーブン・R・コビーさんが書いたビジネス・自己啓発書です。

日本で200万部、世界では3,000万部を売り上げ、世界的なベストセラーになりました。

世界規模で人気な一冊なだけあって、トヨタ自動車株式会社の3代目社長・奥田 碩さんや、アメリカの人気歌手、マリー・オズモンドさんをはじめとする著名人からも、高い評価を受けています!

『7つの習慣』の原則・第一部 パラダイムと原則について

個性主義と人格主義

7つの習慣ではいくつかの原則があります。そのうちの一つが人格主義です。

今はたくさんのビジネス書や啓発書がありますよね?

そのほとんどはテクニックや対処方法など、その場限りの応急処置的なものばかり紹介しています。

しかし、こういった手段は問題を根本的に解決するわけではなく、あくまで一時的なものです。

こういった手段を個性主義と呼びます。

一方『7つの習慣』では、人格主義を重視します。

人格主義は誠意や謙虚、正義といった成功の原則を重視する手法です。

そういった原則を人格に取り入れ、根本から人格を変え、問題解決に取組むというものです。

ではなぜ人格主義が大事なのでしょうか?

むろん個性主義が必要ないというわけではないのです。

ただ大きな問題に対し個性主義だけでは、その場での対処はできても、問題自体を解決することができません。

人間関係が大きな例です。トーク技術やテクニックを身に着ければ、初めてあった人やあまり会わない人との会話は上手く行きます。

ところが、どれだけ会話が上手でも人格に問題があれば、友達や恋人など長期的な人間関係をキズことは難しいのではないでしょうか?

こういった問題に対しては、人格主義が必要になるというわけですね。

パラダイム

もう一つ大事な概念があります。それがパラダイムです。

パラダイムとは、私たち一人一人が持っている主観的な見方のことです。

これだけでは分かりづらいので、少し例を出します。

皆さん、この絵って何の絵に見えますか?若い女性?それとも老婆?

実は両方とも正解です。

この絵は『妻と義母』というだまし絵の一種です。人によって若い女性と老婆という違う見方になりますが、一度女性と認識すれば、なかなか老婆の絵だと認識できないんです。

このように、人によって物の見方は違います。この見方がパラダイムというわけです。

このパラダイムは、その人の人生によって作られるため、中々抜け出すことができません。

しかし、逆に言えばこのパラダイムが変わると、その人の在り方や人格に大きな変化をもたらします。

こういったパラダイムの大きな変化をパラダイム転換といいます。

このパラダイム転換を目指すのが人格主義であり、『7つの習慣』の目標というわけです。

インサイド・アウト

最期に紹介する原則はインサイド・アウトです。

日本語に訳すると「内から外へ」という意味です。

これはまず自分が変わることで、人間関係やビジネスなど外の関係が変わっていくということです。

もしあなたが会社の所長だとして、社員にもっと仕事をさせようと考えたとします。

その時、ただ仕事をもっと頑張れというだけでは社員は当然ついて来ませんよね?

しかし、あなたがより仕事を頑張れば、社員もそれに触発され努力するようになります。

「周りを変えたければ、まず自分が変われ。」これがインサイド・アウトというわけです。

習慣とは

ここまで読んでくれた方は、大事なのは優れた人格を作ることだ、ということは分かっていただけたと思います。

じゃぁ、そもそも人格を作るためには何が必要だと思いますか?それは習慣です。

習慣は知識・やる気・スキルの三つから成ります。

知識→何を、なぜするのかという問いへの答え

スキル→どうやってやるのかという手段

やる気→それを実行したいという気持ちというものです。

この3つがレベルアップすることで習慣が続けられるようになります。

7つの習慣の目標

では7つの習慣を身に着けると、どうなるのでしょうか?

それは相互依存を身に着けることです。

相互依存って聞くと、あまりよくないイメージを抱く方が多いと思います。

親が子に、子が親に依存して両方とも成長しない…みたいなそういうイメージでしょうか?

ですが、7つの習慣が目指す相互依存は、そんな形ではありません。

人生は依存→自立→相互依存の順番で成熟していきます。

誰しも赤ん坊のころは誰かに頼らざるを得ません。

しかし、年を取るたびに成熟していき、自立していきます。

現在はこの自立が最上位に置かれています。ビジネス書を見ても、いかに自分の力を高めるかという点のみに焦点を当てている本が大半です。

ですが、真の相互依存は悪いものではありません。互いに協力し合うことが相互依存の本質なんです。

仕事をするとき、あなたがどれだけ優秀でも、大きなプロジェクトに一人では立ち向かえません。

他者との協力が必須です。自立だけではそれができません。

終わりに

さていかかでしたか?今回は『7つの習慣』の概要を紹介しました。

それぞれの習慣は『徹底解説!7つの習慣1~3』・『徹底解説!7つの習慣4~7』にて紹介します!

それでは今回はこの辺で。ではまた。

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